イラスト作成を依頼する際、知っておくべき基本的なルールや常識があります。これらを理解していないと、トラブルが発生したり、スムーズに進まなかったりする可能性があります。今回は、イラスト依頼を成功させるために押さえておきたい4つのポイントを詳しく解説します。
1. ラフでOKを一度出したら、それ以上修正してはいけない
ラフ(下描き)段階でOKを出した後の修正は、基本的には避けるべきです。
ラフは作品の方向性を決定する重要なステップであり、この段階で修正を繰り返すことで時間と手間を節約できます。
しかし、実際には以下のようなケースで修正が必要になることもあります。
- 線画や着色後の印象が異なる: ラフと最終形では細部の雰囲気が変わることがあります。
- 背景や装飾との兼ね合い: 他の要素との調和を考慮して調整が必要になる場合も。
解決策として、ラフ段階で十分な確認を行い、イラストレーターに具体的なフィードバックを提供しましょう。
また、修正は何回までOKか?修正する場合いくらかかるのか?などの修正ポリシーについて事前に確認しておくことも重要です。
2. 全てこちらのイメージ通りになるまで修正するのはやめた方がいい
イラストを自分の理想に完全に近づけたいという気持ちは理解できますが、修正を繰り返すことにはデメリットがあります。
修正を繰り返すデメリット
- コストが増える: 修正には時間と費用がかかります。
- イラストレーターのモチベーション低下: 過剰な修正要求は、クリエイターにストレスを与える可能性があります。
- 完成が遅れる: 修正が多いほど、納期が遅れるリスクがあります。
修正を減らすためのポイント
- 明確な指示を出す: イラストレーターに詳細な要望を伝える。
- 話を聞く姿勢を持つ: イラストレーターが提案するデザインには、プロの視点や意図があります。
- ディレクションをしっかり行う: 必要に応じてディレクターを雇うことも検討しましょう。ただし、これには追加の費用がかかります。
3. あまりにも報酬を安くしすぎると良いイラストが上がらないことがある
予算設定はイラストのクオリティに直結します。
低すぎる報酬は、以下のような問題を引き起こす可能性があります。
- モチベーションの低下: 適正な報酬が支払われないと、クリエイターのやる気が低下します。
- プロ意識の欠如: 特に経験が浅いイラストレーターの場合、途中で依頼を放棄されるリスクがあります。
- 優秀なイラストレーターが引き受けない: 報酬が低い案件は、クオリティの高いクリエイターに敬遠されることが多いです。
適切な報酬を提示することで、より良い関係を築き、クオリティの高い作品を得られる可能性が高まります。
4. 描いてはいけないものがある
イラストには、描くべきでない表現やモチーフがあります。
これを知らないと、トラブルや炎上につながるリスクがあります。
知っておくべき禁止事項
- 身体欠損:
- デフォルメされた手や豚っ鼻など、見た人に不快感を与える可能性がある表現。
- 実在するマークやロゴ:
- 特に赤十字や有名ブランドのロゴは、無許可で使用すると法的問題になることがあります。
- 宗教や政治に関係するもの:
- 日章旗やナチスの鉤十字など、国際的にセンシティブなモチーフ。
- ハンドサイン:
- 国や文化によって意味が異なるため、誤解を招く可能性があります。
- TPOにそぐわないセクシーな表現:
- 乳袋や股間の皺、お尻の割れ目など、特定の場では不適切とされる描写。
- ステレオタイプな表現:
- お団子にエプロンのママ、性別による色の固定観念など、場合によっては批判の対象となることがあります。
これらの要素を避けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ
イラスト依頼を成功させるには、事前の知識と適切な準備が不可欠です。
ラフ段階での確認や修正のコントロール、適正な報酬の提示、描いてはいけないモチーフの理解を徹底することで、イラストレーターとの信頼関係を築き、満足のいく作品を得ることができるでしょう。
これらのポイントを押さえて、スムーズなイラスト制作を進めてください。
お問い合わせ
イラストの依頼についてお困りですか?
企画段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
制作のご依頼を承ります。 お気軽にお問い合わせください。



